アドバンスジャパン株式会社・常務執行役員・安井 大(やすい ひろ)さん。
某大手の光回線の訪問販売をしていたが、通信業界へ転職をすることになった心境の変化や、どうしても転職をせざるを得ない事情が起きてしまった事。
そして現在の勤め先であるアドバンスジャパンでは、一体どんなお仕事をしているのか? そこに至るまでの経緯をお聞きしてきました。
アドバンスジャパンに転職をする前の光回線の訪問販売の仕事とは?
安井さんは17歳から20歳まで自転車や車で移動しながら訪問販売をしていた。
実際に何か商品を持って行って販売するのではなく、「今よりもお得な光回線に切り替えませんか?」といった、いわゆる飛び込み営業スタイルのお仕事で、
地元の埼玉県を中心に、地図アプリなどで目ぼしい場所の下調べをしておき、アパートの一部屋ごとにピンポンを押して売り込んでいたそうです。
土日は埼玉県だけでなく、車で1時間ほど行けるエリアまで2〜3人で移動し、なんとそこから車に積んだ折りたたみ自転車で、各々が営業に走るといった事もやっていたそうです。
まさにあの「チャリで来た!」の営業スタイルwww
特に地方では、まだまだ光回線ではない古い回線を使用している人も当時は多くいたそうですが、契約まで結びつけば稼げるけど、実際には断られることも多かったと言います。
そういった営業スタイルの訪問販売を約3年続けていると、いつまでこの仕事を続けるのだろうか?と、自問自答をする日が増えていき、会社を辞めたいと相談したところ…
訪問販売の仕事に将来の不安を感じて会社に相談をすると!
体力的にも精神的にもこの仕事をずっと続けていくのか不安がよぎる。
退社したい事を会社に相談すると、せっかく3年もの間、営業のスキルを磨いて来たのだから、次は家電量販店で携帯電話のお仕事はどうですか? と提案をされて、
安井さんは会社を退社せずに部署の異動という形で、大手の携帯会社の販売員となったそうですが、のちに家電量販店での勤務が”吉”となっていくのである。
まず、家電量販店の中にある携帯電話の会社には、いろいろな会社から派遣社員や委託社員などが集まって来ている場合が多く、人脈が広がりやすい傾向がある。
次に、委託社員などから個人事業主の方が、所得が高くなることを教えてもらえたりして、実際に個人事業主に切り替えて収入がUPしたそうです。
更に安井さんはご自身だけでなく、転職で困っている友人や知人がいると、家電量販店で広がった人脈を通して、働く環境を提案することを行っていたそうですが、
2020年3月に新型コロナウイルスの感染者が急増して、1回目の緊急事態宣言が行われてからは、安井さんの方が仕事で困ることになってしまう。
コロナ禍で会社が倒産!そこでアドバンスジャパンに相談をした!
コロナ禍で会社は訪問販売が完全にできなくなりあれよあれよと倒産!
家電量販店は緊急事態宣言中でも多少の仕事はありましたが、訪問販売の部署が完全に仕事ができない状態が続いたことが原因だったそうです。
失業することになりそうだった安井さんでしたが、幸いなことに同じ家電量販店でお世話になっていたアドバンスジャパンに転職をするのである。
アドバンスジャパンでは緊急事態宣言中であっても、勤務日数や収入が減らないように、別の携帯ショップや直営店などに派遣させる形で、しっかりと週5日間の仕事を確保できていたそうです。
あの時は、本当に日々の行動が制限され、仕事もままならない状況が続いてましたから、収入が激減してしまった人たちも非常に多かったと思います。
そんな中でも安定して仕事ができ、収入の心配もせずに過ごせるという、以前は当たり前だった生活ができるというのは有り難かったと思います。
アドバンスジャパンでは常務執行役員として営業と人材採用などを担当!
現在の安井さんはもう家電量販店での勤務ではなく本社勤務となっている。
アドバンスジャパンに転職後は、これまで現場で磨いてきた営業スキルといろいろな経験を活かして、営業と人材採用などを担当するまでになったそうです。
特に人材採用には力を入れているそうで、多い日は1日に3〜4人ほど面談をすることもあり、日々いろいろな応募者にどんな働き方があるのか説明していると言います。
応募してくる方は未経験者も多いので、職場の雰囲気や研修の流れなども説明をし、全て現場に任せるのではなく、何か困った時のフォロー体制もしっかり整っているそうで、
他にも給与や昇給に関することや勤務時間や退勤時間など、多くの質問をいただくので、そういった事にも真摯に応募者に伝えるようにしているそうです。
経験者からの応募の場合は、やる気の良し悪しにもよりますが、何を意識してアドバンスジャパンに応募をしてきたのか? などを聞いたりして、
この応募者にはこの部署が向いているんじゃないかとか、何か目標を持っているのであれば、それを実現するには、こういう働き方がありますよ! と提案もするそうです。
アドバンスジャパンの安井さんのまとめ
安井さんの第一印象は真面目で少しお堅いイメージでしたが実際はとても話しやすいです。
筆者は何度かアドバンスジャパンにお邪魔をしているのですが、たまたま面談をしている安井さんが応募者の方へ説明をしている場面に出くわしたことがあります。
その口調はハキハキとしてて聞き取りやすく、威圧感なども一切なく、緊張している応募者の方でも、すぐに緊張がほぐれると感じましたね。
安井さんはマニュアル通りに早口で喋るわけではなく、応募者の方が理解できているのか確認をしながら丁寧に説明をしていました。
そして後日談としては、飲み会の席で安井さんは非常に早口でしたw
飲み会では大人しく飲まれる方なのかな? と思っていましたが、そこはお酒の席ですから本音が飛び交う事も多々ありました。
初対面のイメージからだいぶギャップがあってので、面談の場では意識して言葉を選び、相手に伝わりやすいスピードで話されているんだなぁと思いました。
完